不必要なモノ。

 ボクらの今の暮らしは、いろんなモノに溢れている。そして、その全てが絶対に必要なものではない。エンターテインメント、グルメ、ファッション、どんどんカルチャーが生まれていく。

 必要なモノだけで生きていけたら、それはそれで素晴らしいことなのだろうけれど、今の世の中でもし必要なモノだけしか残らない状況が訪れたとしたら、それはおそらく非常に切羽詰まったところにボクらが追い込まれてしまっているということになるだろう。

 だから、不必要なモノが求められ、それらにみんなが喜ぶことができているというのは、ある意味健全なんじゃないかと思う。だから、ボクは不必要なモノをみんなに提供したい。そして喜んでもらいたい。